日本一出世した人物と言えば、戦国武将の豊臣秀吉ですね。農民の生まれから天下人になった人物です。
「もっと上を目指したい」という野望がある方や幸運を願う方、これから受験や試験が控えている方。
豊国神社を参拝して、日本一出世した豊臣秀吉公のご利益にあやかってみてはいかがでしょうか。
この記事では、豊国神社のご利益(意外なご利益も!?)や御朱印・見どころ・アクセスについて紹介します。ぜひお出かけの参考にしてくださいね。
豊国神社(名古屋)のご利益
豊国神社のご利益
- 出世
- 開運
- 合格祈願
- 茶道
- 建設
- 良縁
- 縁結び
豊国神社のご祭神は豊臣秀吉。貧しい農家の生まれながら、織田信長に仕え、どんどんと出世した人物ですね。
ご利益は、豊臣秀吉の人生になぞらえています。出世運・開運は言うまでもありません。
そして、豊臣秀吉は、茶道などの文化の保護にも力を入れていたので、茶道・建設の神とも言われています。
また、意外や意外、良縁・縁結びのご利益もあります。豊臣秀吉は、政略結婚ではなく、自分が好きになった相手と結婚した初めての戦国武将だったそうです。そのため、このようなご利益もあると言われています。
豊国神社(名古屋)の御朱印
御朱印は、社務所にていただくことができます。社務所は、拝殿左側にあります。受付時間は、9:30~16:30です。
- 通常の御朱印
- 唐紙御朱印
- 季節の御朱印
- 12月~2月:紫色
- 3月~5月:ピンク色
- 6月~8月:若草色
- 9月~11月:黄色
- 清正公社御朱印
- 金・銀・銅箔御朱印
- 月次祭限定御朱印(毎月18日
- 太閤祭限定御朱印(太閤祭の2日間)
オリジナルの御朱印帳も用意されていますよ。ひょうたんが描かれたもの・桐紋・ひのきの3種類です。
御朱印・御朱印帳については、公式サイトも合わせてご覧ください。
豊国神社(名古屋)の歴史
当時の県令(現在の県知事)である国定廉平の指示により、中村区の有志が明治18年(1885年)に創建しました。
創建は明治ということで、思ったより歴史があるわけではないですね。これには理由があります。
徳川政権下では、豊臣秀吉を神格化できなかったんですね。だから、明治に入ってから創建となったようです。
意外と小さく地味…質素な社殿ですよね。
派手好きな秀吉からしたら、少し物足りなさを感じそう…。
豊国神社(名古屋)の見どころ
ここからは豊国神社の見どころを紹介しますよ。中村公園という公園内にあります。散策しながらぜひまわってみてください。ゆっくりまわっても1時間あれば十分です。
中村の大鳥居
まず目に入るのが、参道の入り口に立つ大きな鳥居です。これは昭和4年(1929年)、中村が名古屋市に編成された記念に建てられたものです。
鉄筋コンクリート製で高さは24.5m、柱の直径は2.5mあります。京都の平安神宮大鳥居よりもわずかに高く、創建当時は、日本一高い鳥居でした。
公共交通機関で来た場合は、ここから神社まで約8分ほど歩きます。
車の場合は、この参道も車で通ることができますよ。
ひょうたんの手水舎
秀吉は、合戦に出る際、ひょうたんを馬印にしていました。戦に勝つごとにひょうたんの数を増やしていったそうです。
豊国神社の手水舎は、ひょうたんから水がでています。
境内には、ひょうたん型の絵馬やお守りがありますよ。また、中村公園の中央あたりにはひょうたん型の池もあります。
秀吉公の肖像画
拝殿横に掲げられている秀吉公の肖像画。ご祭神のお顔をこのような形で見ることができることってなかなかありませんよね。
そして、このすぐ隣でお参りします。ご祭神に見守られながらのお参り…ご利益ありそうですね!
秀吉生誕の碑
社殿東側の公園内には、豊臣秀吉生誕の地の石碑があります。
この場所には数十人規模の村がありました。近くには、加藤清正の生誕の地もありますよ。
日吉丸となかまたち
日吉丸は秀吉の幼い頃の名前です。中央で立っているのが子どもの頃の秀吉です。秀吉のわんぱく盛りの頃をイメージして製作されたようです。
この場所のすぐ隣は遊具がある公園です。たくさんの子どもたちが遊んでいました。
遊具はなかったでしょうが、秀吉もここで友だちと走り回っていたんだろうなと想像してしまいました。
豊国神社(名古屋)基本情報・アクセス
所在地 | 名古屋市中村区中村町木下屋敷 |
TEL | 052-411-0003(受付時間 9:30~16:30) |
駐車場 | あり※有料(普通車300円)かつ予約制(30台) 利用時間:8:45~17:30 休業日:12/29~1/3 予約:052-413-5525(中村公園事務所) 利用日の1週間前から予約ができます |
アクセス | 地下鉄東山線「中村公園駅」3番出口から徒歩8分 ※3番出口が一番近道ですが、2番出口出ると中村の大鳥居をいい角度から 見ることができますよ! |
公式サイト | 豊國神社 |
豊國神社@名古屋 |
まとめ
豊臣秀吉公生誕の地・名古屋市中村区にある豊国神社を紹介しました。公園内にある小さな神社ですが、多くの人が訪れる神社です。
それは、地元の人が秀吉公を慕っているからでもあるでしょうし、有名な武将であるという理由もあるでしょう。
公園内であることから、神社によくある静かでおごそかな雰囲気はありません。しかし、パワーを感じられることは間違いないですよ!静のパワーというよりは、動のパワーでしょうか。
ぜひ、出世開運の豊国神社を参拝してみてくださいね。
コメント