洲崎神社(名古屋)の変わった参拝方法とは?縁結びのご利益を最大限に!

神社・お寺

若宮大通に面し、建物に囲まれた場所にある洲崎神社。幅広くご利益をいただける神社なんですよ。

そして、正式参拝の方法がちょっと変わっていてます。はたから見たら面白いのですが、自分がやるとなると人に見られずにクリアしたい参拝方法ではあります…。

この記事では、洲崎神社のご利益や正式参拝の方法を紹介します。アクセス方法、御朱印、境内の様子もお伝えしますよ!ぜひお出かけの参考にしてくださいね。

洲崎神社のご利益

  • 縁結び
  • 金運
  • 健康祈願
  • 芸能

ご祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、五男三女神(ごなんさんにょしん)です。

素戔嗚尊と稲田姫命はご夫婦です。このことから縁結びのご利益があるとされています。

また、導きの神様である猿田彦大神(さるたびこのおおかみ)がお祀りされるお社もあり、金運・健康・芸能・幸福などさまざまな縁を結んでくれますよ。

洲崎神社の歴史をかんたんに

もともとこの地は入江で洲崎となり、地神(石神)が祀られていました。貞観年中(859年~)に石神の導きにより素戔嗚尊(すさのおのみこと)が遷座、奉斎されます。

名古屋城築城以前は、栄一丁目全域が社地でしたが、築城後は大きく縮小。

明治以前は廣井天王、牛頭天王社とも呼ばれ、江戸時代は洲崎の天王祭は東照宮時代祭と並ぶ2大祭でした。

洲崎神社を紹介~正式参拝方法~

出典:筆者

洲崎神社は、最寄り駅の地下鉄鶴舞線「大須観音駅」から徒歩15分ほどの場所にあります。最寄り駅からも少し距離がありますね。若宮大通沿いの建物が立ち並ぶ中にありますが、緑豊かな場所です。

鳥居が2つ並んでおり、右側が洲崎神社、左側の赤い鳥居が白龍龍寿大神の鳥居です。どちらから入っても中で合流できますよ。

ちなみに、赤い鳥居から入った先は末社が並んでおり、白龍龍寿大神はありません。白龍龍寿大神は、洲崎神社ご本殿の奥にありますよ。

手水舎があるのは右側の鳥居を入ってすぐの場所なので、右側の鳥居から入るのがおすすめです

出典:筆者

洲崎神社(右側)の鳥居を入ってすぐの右側に手水舎があります。かっこいい龍のもとで手と口を清めます。

早速、ご本殿にお参りと行きたいところですが、縁結びのご利益を最大限にいただきたい方は正式参拝の手順に沿って参拝しましょう。正式参拝手順は以下の通りです。

  1. 社務所にて「縁結びの輪」を購入(初穂料500円)
  2. 白い紙の裏に願い事と名前を書く
  3. ご本殿にお参り
  4. 石神鳥居の小さい鳥居をくぐって難関突破すると願事成就
  5. 道祖神にお参り
  6. 道祖串に「縁結びの輪」を通す

正式参拝手順1~3:社務所で「縁結びの輪」購入~ご本殿にお参り

出典:筆者

社務所で縁結びの輪を購入したら願い事を書き、鳥居からまっすぐ続く参道を歩いてご本殿に向かいます。二礼二拍手一礼にてお参りしましょう。

ご祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、五男三女神(ごなんさんにょしん)です。

ご本殿にお参りがすんだら、「石神鳥居の小さな鳥居」に向かいます。上の写真の右側に見える赤いところがそれなのですが…。

正式参拝手順4:石神鳥居をくぐって難関突破

出典:筆者

こちらが「みちびきの神様」である石神様(猿田彦大神/さるたびこのおおかみ)が祀られているお社です。地上に降りてきた神様を道案内したことから、旅行や交通安全の神様とされています。

みちびきの神は良縁、親子、金運、健康、幸福などの縁をみちびいてくれます。また、芸能・技芸成就のご利益もいただけます。

さて、鳥居ですが…小さい!かなり小さいです!!大人はしゃがむだけではくぐることは難しいです。腹ばいになって進むしかないようです。くぐることができたら鈴を鳴らしてお参りします。

そして最後は道祖神にお参りです。

正式参拝手順5~6:道祖神にお参り~道祖串に「縁結びの輪」を通す

出典:筆者

参道を鳥居の方に戻る途中にあるお社です。写真のように「えんむすびの神」と書かれたのぼりが立っているのですぐにわかりますよ。

こちらには石神様(猿田命彦)の妻である道祖神・天鈿女命(あまのうずめ)がお祀りされています。ご夫婦の神様をお参りするというだけで、縁結びのご利益ありそうですよね!

良いご縁がいただけますように参拝しましょう。最後に道祖串の先をはずして「縁結びの輪」を通して参拝は終了です。

白龍社で金運アップ・商売繁盛を祈願

出典:筆者

ここからは、境内にある見逃せないポイントを紹介しますよ。

石神様を奥に進んだところに金運アップ、商売繫盛のご利益がいただける白龍社(白龍龍寿大神)があります。こちらのお社には白龍大神と龍寿大神の2柱の白蛇様が祀られていますよ。

拝殿にはどくろを巻いた白蛇様がいらっしゃいました。

白蛇はその希少性から、縁起の良い動物として知られています。

この白龍社は、入り口の白龍龍寿大神の赤い鳥居からは一番離れたところにありますよ

十二支の像

出典:筆者

洲崎神社の境内には十二支の像があります。上の写真は1つ足りないんですけどね。

この十二支の像の理由はわかりませんが、自分の干支にはしっかりとお参りしました。ぜひ十二支全部探してみてくださいね。

ちなみに丑は「なで牛」でした。願い牛ですね。撫でながら願い事をしましょう。

洲崎神社の御朱印

御朱印は社務所にていただけます。鳥居をくぐって参道を進むと右側に社務所があります。参道沿いではなく少し奥ですが、きれいな建物ですのですぐにわかりますよ。

社務所には必ず人がいるとは限らないようなのでご注意ください。また、受付時間も記載がないので事前に確認してからお出かけするといいですね。

いただける御朱印は洲崎神社と白龍龍寿大神の2種類です。初穂料はそれぞれ300円です。

洲崎神社の主な行事

洲崎神社で行われる主な行事を紹介します。変更になることもあるので行事目的で行かれる方は事前に確認してくださいね。

7月13日・14日例祭
7月第3土曜日とその翌日提灯祭

洲崎神社の基本情報・アクセス

所在地名古屋市中区栄1-31-25
TEL052-201-3834
駐車場なし※近くにコインパーキングがあります
アクセスJR・名鉄・近鉄・地下鉄東山線・地下鉄桜通線・あおなみ線「名古屋駅」
桜通口から徒歩20分
地下鉄鶴舞線「大須観音駅」4番出口から徒歩15分
方向音痴
方向音痴

大須観音駅から向かう方へ

4番出口を出たらそのまままっすぐ進みます。1つ目の角(歩道橋を通り過ぎたところ)を左折。堀川東通(つきあたり)までまっすぐ進んで右折。150mほど先に若宮大通があります。朱塗りの鳥居が見えてきますのでわかりやすいですよ。

まとめ

名古屋市中区にある洲崎神社を紹介しました。ちょっと変わった参拝方法ですが、さまざまな縁を結びたい方はぜひ訪れてみてください。

あの小さな鳥居をくぐってお参りするのはちょっと勇気がいるかもしれませんが、きっと良縁をいただけますよ。金運アップをお願いしたい方もぜひ白龍社にてお参りしてください!

金運アップを目指す方は、洲崎神社から徒歩7分ほどのところにある白龍神社もおすすめですよ。ぜひ合わせて参拝してみてくださいね。

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