宝珠院（名古屋）｜境内散策が楽しい！緑豊かで心安らぐ寺院

1,300年もの歴史ある如意山宝珠院（ほうしゅいん）。穏やかでちょっとほっこりする境内を散策してみませんか。

この記事では、宝珠院のご利益や御朱印、境内の様子をお伝えします。

ぜひお出かけの参考にしてくださいね。

宝珠院のご利益

宝珠院のご本尊は薬師如来です。「薬師」というと、病気やケガなどに寄り添ってくれそうですよね。薬師如来は薬ツボをもっており、病気を癒してくれる仏様なんです。

さらに、生きている間の安らぎを与えてくださる珍しいタイプの仏様でもあります。

仏様というと死後の世界での安らぎをくれる存在だと思っていましたが「今生きている世界」でご利益をくれる仏様もいるんですね

宝珠院の歴史をかんたんに

天平元年（729年）泰澄大師（たいちょうたいし）により創立されました。奈良時代から続く、由緒ある歴史の古いお寺です。

昭和6年には名古屋三弘法の札所に、昭和44年には名古屋二十一大師霊場の札所に選定されています。

宝珠院の御朱印

宝珠院の御朱印は本堂左側の納経所でいただけます。のぼりが立っているのでわかりやすいですよ。受付時間は9:00～17:00です。常に人がいるわけではないようですので、インターホンを鳴らして対応していただきます。

弘法大使霊場

宝生院は、名古屋三弘法「厄除大師」、名古屋二十一大師の弘法大師霊場になっています。

毎月21日の命日には、お遍路さんの内経でにぎわいます。

なごや七福神～大黒天～

宝珠院はなごや七福神めぐり（大黒天）の霊場となっています。

大黒天は大自在天（仏教におけるシヴァ）の化身で、幸福や財産を与える神様です。

頭巾をかぶり、肩に袋を背負って打出の小づちを持っています。米俵の上に立つ姿は良く知られるところですね。

ご利益は開運招福。福を与えてくれる神様ですよ。

なごや七福神めぐりについては、別の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。

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2021.07.30

境内の見どころ

宝珠院には山門が2つありました。地下鉄高畑駅から向かう人は、右側の山門（仁王門）が近くです。（そんなに距離は離れてませんけどね）

仁王門の先がご本堂です。左側の山門から入ると、正面に客殿があります。

ご本堂です。

中央にご本尊の薬師寺如来がおられます。その他に弘法大師、大黒天、宝珠院を開創された泰澄大師像、五大明王像、弁財天も奉安されていますよ。

ご本堂の左前に水かけ不動尊と亀の上の七福神。

水かけ不動尊は、体の悪い部分に水をかけて願い事すると良いとも言われています。

亀の上の七福神…亀の甲羅の上の丸いところに七福神のお顔が彫られています。

不動明王はすべての人にご利益を与えてくれ、どんな願いごとでも力添えしてくださるそうですよ

ちょっと怖い（厳しい）お顔してました

ご本堂と客殿をつなぐ参道には緑豊かな庭園があります。境内全体が名古屋市緑地保全地区に指定されているそうですよ。

そして、珍しいもの…お昼寝中のお方が。弘法大師でしょうか。

お昼寝中の弘法大師(?)の穏やかなお顔に癒されました

寝ている弘法大師(?)ってなかなか見る機会ないんじゃないでしょうか

客殿です。

左側に写っている木は桜です。春に訪れるとますますきれいな風景を見ることができますよ！

宝珠院の基本情報・アクセス

方向音痴

高畑駅から向かう方へ

1番出口を出たら左手方向に進みます。デイリーヤマザキ・バス停を通り過ぎ、4つ目の角（如意山宝珠院駐車場の看板があります）を左折。（右手側が宝珠院です）つきあたりまで進んで右折すると仁王門があります。

まとめ

名古屋市中川区にある宝珠院を紹介しました。ご本尊は、病気や健康に寄り添ってくださる薬師如来です。健康に心配がある方はもちろん、これからの健康をお願いしに訪れてみてはいかがでしょうか。

また、他ではあまり見られないであろう寝ている弘法大使(?)も注目です！穏やかに寝ているお顔を見て癒されてくださいね。